こんにちは、社会人になってからTOEIC850点を取った、みっぽです。
英語学習を再開して一番感じたのは、
英語を学生時代(特に高校時代)にもっと真面目にやればよかった!
ということです。
日本で生まれ育ったので、英語は中学生時代から勉強していました。
ですが、当時は全然やる気もなかったし学校で習う以外の勉強法なんて知らなかったし、英語はむしろ苦手教科でした。
でも今なら、
中学・高校時代でもこうやれば英語はもっと上達した!
というやり方がわかります。
あなたは今何のために英語を勉強していますか?
定期テストのため?大学入試のため?
もしその二つのためだけだとしたら、もったいないです。
英語ができれば、就職先も生活拠点の選択肢も、日本から世界へ広がります。
むしろ、これからは小学3年生から英語が必修化されますし、英語ができなければ日本から出なくたって置いてきぼりにされてしまいます。
どうせ英語の授業はあるんだから、やりましょう!
得意になったら儲けものです。
①教科書は丸暗記する
まずおすすめなのが、教科書の本文を丸暗記することです。
わたしたちは生まれたときから日本語の文章を毎日飽きるほど聞いたり読んだりして、自分の中にたくさん蓄えていますよね。
それに比べて英語は、多くの人が「聞いたり」「読んだり」したストックをあまり持っていません。
なので、まずは、英語の文章を自分にたくさん「馴染ませる」必要があるんです。
どうせ馴染ませる(覚える)なら、なるべく役に立つ文章がいいですよね。
教科書はその点最適です。
覚えたら、そのままテストに出て、テストでも良いスコアが取れます。
また、文章が英語として不自然だったり、間違っていたりする心配もありません。
教科書を暗記するときは、発音を正確に、リスニング音源どおりの読み方ができるまで練習しましょう。
先生(特にALTの先生がいらっしゃるならその方)に、聞いてもらうのもいいですよ!
リスニングCDの購入は、学校から案内がある、もしくは先生に尋ねたら教えてくれます。
個人でも購入可能です。
教科書の出版元が三省堂でしたら、こちらから。
また、学校によっては、リスニングアプリの使用ができる場合があります!
わたしの時代はもちろんこんなものありませんでしたが(そもそも「スマホ」が存在していませんでした……笑)、見てみたところ、とても便利そうです。
時代に合わせて、勉強しやすいやり方がどんどん増えるのは、とてもいいことですね。
②文法問題集は日本語→英語に訳せるまで繰り返し練習する
続いて文法です。
教科書を暗記すると「自然な英語」というものが自分の中にどんどん蓄積されていきますが、より効率的な学習のためには、文法項目ごとに整理して覚えていくのも大事です。
ほとんどの学校で、決まった文法用の問題集を購入していると思います。
別途お金をかける必要は全然ないので、まずはその一冊を完璧にしましょう。
問題集を解くときに一番大事なのは、
「覚えようとしない。繰り返す中で自然と覚えてしまった!」
を目指す、ということです。
1問ずつ時間をかけて解く必要はまったくありません。
むしろ、さらっと流してください。そのかわり、同じ問題集を何度も何度も繰り返してください。
目安としては、最低10周以上です。
「ええっ、そんなにたくさんやるの?」と思われるかもしれませんが、そのくらいは必須です。
10周しても覚えられていなかったら、もっと見ましょう。
もう、やらなくてもいいです。見ればいいです(笑)
やり方は極限まで簡単でいいです。
見ながらブツブツ言う、それだけでいいので、何周も何周もやりましょう。
「じゃあ、どこまで覚えたら終わりでいいの?」
その質問の答えは、
和訳を見て、英文に訳せるようになるまで
です。
そこまで出来るようにしておけば、その文法事項が身についたと言えますし、喋ろうと思えば喋れますし、テストにどんな形式で出題されたとしても正解できます!
③単語はアプリでマスターする
最後に単語です。
これだけは「覚えすぎて損した!」ということは絶対ないので、覚えやすいやり方でがんがん覚えてしまいましょう。
知っている単語が増えれば、教科書が新しい単元に進んだときも、未知の単語がないので、暗記がすいすいはかどります。
いいことずくめです。
単語の覚え方です。
もし、学校で決まった単語帳を購入しているなら、せっかくなのでそれからマスターしましょう。
やり方としては、発音を確認しながら見る、それだけです。
単語を見て、意味を思い浮かべてから、正しい意味を確認します。
正解しても間違っていても、正しい意味を確認したら、次の単語に移ります。
一回見ただけで覚えられるはずはないので、覚えるまで、何周も何周も単語帳を回してください(文法とやり方が同じですね!)。
単語を見たときに、意味がすっと浮かぶようになったら完了です。
もし、リスニングの音源がついている単語帳だったら、音でも単語を覚えたほうがいいです。
リスニングのときにめちゃくちゃ役立ちます。
この場合は「耳で聞いて、意味がすっと浮かぶようになったら完了」です。
意味がすっと浮かぶようになる状態、をもう少し詳しく解説します。
例えば「apple(アップル)」という単語を見たとき、あなたはどう思いますか?
「アップルの意味はリンゴだから、赤くて丸くて甘いあの果物のことだな!」
そういう思考をたどるでしょうか?
……多くの方は「apple」と見た瞬間に「リンゴ」という文字や、リンゴの姿かたちを思い浮かべたのではないでしょうか。
その状態を、未知の英単語で作り出すこと。それが単語を覚える、ということです。
「straightforward」を見たときも「unforeseen」を見たときも「humidifier」を見たときも、即座に状況やイメージやその物が思い浮かぶ、それができたら、あなたはその単語を覚えられています!
単語は単語帳で覚えてもいいのですが、電車での通学時間など隙間時間をもっと活かすためには、スマホのアプリで英単語を覚えるとよいです。
無料でも優秀なアプリがたくさん出ていますので、以下の記事を参考に、取り組んでみてください!
いかがでしたか。
- 教科書丸暗記
- 英訳できるまで文法学習
- 意味がすっと浮かぶまで単語暗記
とても単純なやり方に思えるかもしれませんが、わたしたちが母国語である日本語をしゃべれるようになるまで、複雑な勉強なんてしたことなかったですよね。
抜け道はありません。シンプルが一番です!
わたしは、タイムマシンで学生時代に戻ることはできないので、今からコツコツこの3つの学習を積み重ねます。
学生時代のあの記憶力が今いちばん欲しいです(笑)
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