2歳児に学んだ英語学習のコツ

英語学習
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こんにちは、みっぽです。
9ヶ月前、次男の育休中にTOEIC850点を取りました。

そのとき、参考にした勉強スタイルが……

絶賛日本語学習中の当時2歳児、わが長男でした。

彼の毎日を見ていると「おお、わたしにはまだまだ○○が足りなかった!」と思わされることがたくさんありました。

たとえば、素振りをたくさんしないと、バットでボールは打てませんよね。
〇の形が描けるようにならないと、複雑な漢字は書けませんよね。
ロングトーンをきれいに伸ばせるようにならないと、良い音で演奏できませんよね。

そんなふうに「英語の基礎練」とでも呼べそうなものが、2歳児の日常には詰まっていたので、ご紹介します。

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とにかく言われたことを繰り返せ

なあに?

これ?テーブルよ

ぶーぶる

「てーぶる」

ぶーぶる!

一日中こんなやり取りを繰り返していました。
ほんと、誇張なしに一日中です。

数日で進歩がみられることは少ないのですが、たとえば1歳半頃には「ばーふっ」としか言えなかったバスが、半年後にはきちんと「バス」と発音できるようになりました。

日常会話で英語を使わない30歳児の発音力なんて、良くて日本語における2歳児と同等でしょう。

飽きもせず手本を繰り返さないと、口から出てくるようにはならない!
ということがよくわかりました。

とにかくぶつぶつ呟け

(「がたんごとんがたんごとん」という絵本を一人で見ながら)

がたんごとん、がたんごとん、のせてくしゃーい、がたんごとん、のせてくしゃーい、がたんごとん、がたんごとん、さよーならー(といった感じで延々と続く)

 

2歳だとまだ字を読むことはできません。
ですが、読んでもらった記憶を頼りに、延々と絵本の内容を呟いていました。
最後まで読み終わると、絵本の先頭に戻って、また同じことを繰り返していました。

その読み方が、日に日に上手になっているんですね。

すでに知っている文章を繰り返すだけでも、確実に言語力は上達する!
ということがわかりました。

がたん ごとん がたん ごとん (福音館 あかちゃんの絵本)

……なお、そんな風にひとりでご機嫌に遊んでくれる時間は一日にそう多くありません(笑)

「よし、夢中だからお茶でも淹れよう」と、セットしたお湯が沸いた瞬間に、

ままー!ままー!ままままー!!!

はいはい……

そんなものです。

覚えられない単語は何度だって尋ねろ

ある日のこと。

なあに?

これ?だいこん

だいこん

(翌日)

なあに?

これ?だいこん

だいこん

(これが翌々日も一週間後も続く……)

 

息子と話をしていると、一度で覚えられる言葉もあれば、何度教えてもまた聞かれる言葉もありました。
後者については「昨日教えたじゃん」と言ったところで無駄なので、繰り返し繰り返し教えることになります。

そうすると、ある日いきなり、自分からその単語を言ってきたりするんですよねー!

覚えられないんじゃない、覚えるまでその単語に出会っていないだけ!
ということがわかりました。

2歳頃の記録を見ると「天井」「めかぶ」「セイウチ」などを新しく覚えた、とありました。
単語のセレクションが若干マニアックな気がします……

30歳児のばあいは、繰り返し人に聞くと間違いなくうざがられるので、単語帳で何度も見るとか、辞書で何度も調べるとかが現実的ですね。

単語だけじゃなくて「フレーズ」とか「表現」になっても同じです。
仲良くなりやすいやつと、なかなか仲良くなれないやつとがいますから。
何度断られてもくじけずアプローチしましょう。

言語をコミュニケーション手段として使え

息子、まだろくな文章もしゃべれないのに、臆せず大人にどんどん話しかけてきます。
親だけじゃありません。保育園の先生にも、祖父母にも、道で出会った知らない人にも話しかけます。

訂正されても恥ずかしがりませんし(たまに拗ねるけど)、伝わらないと感情をむき出しにして伝えようと努力しています。
結果、何が言いたいか伝わることも多いです。

そうこうしているうちに、どんどん日本語が上達しています。

練習はしょせん練習、実践あってこそ半端なく伸びる!
ということがわかりました。

やっぱり、言葉なんだから、地道なトレーニングだけでなく、それを使ってみることがとても大事なんですね。

上達は日々で見るな、もっと長いスパンで見よう

数か月前には「まま」しかしゃべれなかった息子も、2歳頃になると「ママ、あっち、行く」「朝、トーマス、見る」など、なかなか高度な文章を使えるようになりました。

しかし、例えば昨日と比べてみると、別に大差ないのですよ。
数か月単位で見るとあんなに目覚ましい成長なのに。

大人であっても、昨日の自分と比べるのはやめて、もっと前の自分と比べてみることを勧めます!

たとえばわたし。
数年前と比べて、英語は数百時間勉強しました。
ブログや小説など、文章を数十万字書きました。
年にたった数万円とはいえ、本業以外から収入を得られるようになりました。

昨日と比べて「全然進歩してない……」と落ち込んで全部やめてしまうくらいなら、引くくらい前の自分とだって比べて、まずは元気になりましょう。

29歳が英語を喋れるようになるのと2歳が日本語を喋れるようになるのはどちらが早い?

2歳児を観察していて一番感じたのは、わたしの英語学習には圧倒的にアウトプットが足りてないな、ということです。

これは、わたしだけでなく、英語を学習する多くの方に共通する悩みだと思います。

しかもあいつら、「アウトプットしなさい」なんて習ったことないはずなのに、自主的にがんがんやってるんだぜ……わたしも、かつてはやってたはずなんだぜ……

いつからこんなに消極的になってしまったんでしょう。

もちろん、子供の脳みそと大人の脳みそは違うし、不利な点や真似できない点もあるはずだけれど、その分大人に有利な部分もたくさんあるはずです。

とすると、もしかして、息子が大人と対等に日本語を操れるようになる前に、わたしが英語をしゃべれるようになる日のほうが早いのでは!?

と、思ったのですが、結論。

現在3歳になった息子、かなりの日本語話者です。
対するわたし、TOEICの点数は取れたけど、しゃべるほうはからっきしです(苦笑)

ママ、怒るのやめて。怒りそうな顔するのもやめてね

ずいぶん難しいこと言うようになったねー

(あ、日本語読めなさそうな方が困っている!
助けにいかないと!)

 

Would you…(間違えた!)

Can I…(しどろもどろ)

 

 

3歳児にはすっかり遅れをとっておりますが、マイペースに勉強を続けたいと思います。
次はスピーキングとライティングも強化して、英検準1級、取るぞー!

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30代はたらくママ→2019春から3度目の産休→育休中。子供は2015年、2017年、2019年5月生まれ。第二子育休中にTOEIC850とりました!

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